日本ボーイスカウト鳥取連盟創立70周年記念100 ㎞リレー

皆さんは、100 kmを歩いたことがありますか?

 

スカウトがボーイスカウトの活動の中に長距離を少し早く移動する方法としてスカウトペースという方法があります。これは、歩きと走りを交互に繰り返し、時速8kmで効率的に移動する方法です。

 

2020年10月11日(日)、米子~鳥取間の約100 kmを13区間に分け、1人ひとりが1区間約8kmをスカウトペースでリレーしました。

 

午前5時の真っ暗な中、西部地区のスカウト3名が、米子東山公園駅前を出発しました。

1区が終わる頃には夜も明けました。

西部地区のスカウトは、大山町の美しい海岸を見ながら、国道9号線の歩道を走り、予定より20分早く琴浦町で6区のスカウトにリレーしました。

 

ここからの3区間は、中部地区のスカウトです。

高校生のベンチャースカウトに先導され、各区間3~4名のスカウトが倉吉駅を通過し、あやめ池運動公園まで走りました。

途中、にわか雨に降られましたが、それもまた気持ちよく、元気に東部地区スカウトにリレーしました。

 

後半の5区間は、東部地区のスカウトです。

東部地区は、スカウトの参加が最も多く、1区間6~10名のスカウトで走りました。

魚見台や龍見台のアップダウンもある厳しいコースですが、最高の景色の中、ゴールに向かいました。

最終の13区を走る頃には、日もどっぷり暮れていましたが、楽しそうに走っている姿が印象的でした。

 

午後7時すぎ、ゴールのコカ・コーラ ボトラーズジャパンスポーツパークに到着!

参加したスカウト55名は、一人のリタイヤもなく走り切りました。

 

このチャレンジを通して、鳥取県の大きさとそれを走る自分の力を実感してくれればと思います。

そして、いつか100 kmにチャレンジしようというスカウトが現れることも期待しています。